新山口駅北地区拠点施設起工 山口県ナンバーワンのビジネス街へ
山口市がJ R新山口駅北口に整備する“新山口駅北地区拠点施設”の起工式が5日現地であり、関係者約60人が出席し工事の無事を祈願した。
神事式の後行われた起工式では発注者を代表し渡辺純忠山口市長が「令和の年代を象徴するこのプロジェクトを推進し、山口県ナンバーワンのビジネス街にしていきたい」とあいさつ。続いて、事業者を代表し森ビル都市企画(株)の田中敏行社長が「山口市と民間15社、地元9社に及ぶプロジェクト、地元山口市民との協力の中、工事の無事と2年後の完成を目指し全力で取り組みます」と述べた。
同施設は法定延べ面積約23,000平方㍍に4階建て約6,700平方㍍、県内最大の2,000席を有する多目的ホールのほか、410平方㍍の産業交流スペース。やまぐち産業振興財団、山口しごとセンターなどが入居する公的機関等オフィス約1,900平方㍍。メディカルフィットネスを整備するライフイノベーションラボ約2,000平方㍍。学生や若い社会人などを対象とした居住型の人材育成施設、21戸のアカデミーハウス約800平方㍍を建設する。ホールのオープンは21年7月の見込みで、交流スペースは同年4 月に利用開始を予定している。総事業費は約109億8,000万円。なお、施工者は大成建設(株)・積水ハウス(株)・鴻城土建工業(株)の特定建設工事共同企業体となっている。