2022年度の設備投資計画額は前年度比2.8％増

　（一財）山口経済研究所（下関市、山本裕昭理事長）は９月21日、８月の県内企業経営・設備投資動向調査結果を発表した。
　それによると、県内企業の2022年度設備投資計画額（工事ベース）は前年度比2.8％増の1,700億円で、２年連続で前年度を上回る見通しとなった。
　業種別にみると、16業種中11業種で前年度を上回る見込みで、特に「化学」の増加額が目立つ。化学製品製造設備の能力増強、工場の増設、先端技術事業化センターの新設、新規放熱材料生産設備の導入などの投資が金額を押し上げた。