「金属製品」、「鉄鋼」などで業況判断DIが大幅に改善
日本銀行下関支店は10月3日、 9月の山口県企業短期経済観測調査結果(短観)を発表した。
最近の景況感を示す業況判断DI(業況が「良い」と回答した企業の割合から「悪い」と回答した企業の割合を引いた数値)は9と前回6月調査から2ポイント上昇した。中国のロックダウン解除などで部品供給不足が緩和されたことなどから製造業を中心に業況改善が見られた。上昇は3期ぶり。なかでも、「金属製品」(60ポイント改善)、「鉄鋼」(33ポイント改善)、「輸送用機械」(30ポイント改善)などの業況が良くなった。