株式会社防長経済新報社

 2019年6月20日

  • 地域経済

 昨年の錦帯橋、豪雨災害の影響3.5%減の315万人 岩国市観光動態調査

 岩国市は昨年一年間、岩国市を訪れた観光客数をまとめた観光動態調査結果を発表した。観光客は前年比3.5%減の315万2,633人にとどまり、中でも錦帯橋の渡橋客は58万3,992人と昭和63年の約59万9,406人以来、30年ぶりに60万人を下回った。
 観光客が大幅に減少した主な要因は、西日本一帯に大きな被害を出した「7月豪雨災害」で、錦帯橋河川原の駐車場が約1ヵ月間使えなくなったこと、広域観光圏を形成する広島の水害被害、JR山陽本線や岩徳線、幹線道路の被害。
 こうした中、明るい見込みは10月から12月にかけてJR西日本が連携して誘致を図った「幕末維新やまぐちデスティネーションアフターキャンペーン」に関連して行った「地舟」「甲冑体験」等の体験型観光が好評で観光客の滞在時間がやや伸びたほか、愛宕山のスポーツ施設で行われた各種イベントに人気が集まり市内外から多くの参加者があった。
 さらに岩国港に英国船籍の大型クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」(12万㌧)が初寄港、外国人客を含め約2,700人の乗客と約1,100人の乗組員が錦帯橋等の観光を楽しみ、入港に併せて岸壁で行った歓迎イベントに多くの市民も参加するなどした。

 

 

 

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