電気自動車を活用したオフィスビルでのCO₂削減 実証実験中間報告
NTT西日本、NTTスマイルエナジー、日産自動車
NTT西日本(大阪市、小林充佳社長)、NTTスマイルエナジー(大阪市、小鶴慎吾社長)、日産自動車(横浜市、山内康裕代表執行役)は9月26日、電気自動車(EV)を活用したオフィスビルによるエネルギーコスト・CO₂削減の実証実験の中間報告を発表した。
今回の実証実験は、NTT西日本が目指す『地産地消型エネルギー社会』の実現に向けた第一歩として昨年12月から実施している。太陽光発電システムに加え、V2B(自動車とビルの間で電力を相互供給する技術やシステム)によりオフィスビルとEV3台での電力相互供給をICT(IoT、AI)で最適制御し、エネルギーコスト削減やCO₂削減などの有効性を検証する。今回の実証実験で、夏の電力量が増大する時間帯にEVの電化、太陽光発電からの自家消費などによりオフィスビルに電力を供給する。