県はこのほど、宇部市藤河に全国初となる「宇部竹市場」を開設した。地域資源である竹の有効活用を促進し、森林環境の保全と竹産業の振興を図ることが目的。
山口県は全国第4 位の竹林面積を有する竹資源に恵まれた県で、昔から竹を生活用品や建築資材など様々な用途に利用してきたが、高度経済成長以降のプラスチック等石油化学製品の浸透などで竹の利用が大幅に減少、近年は竹林の適正な管理や利用がなされず、里山の荒廃につながる放置竹林の拡大などが問題となっていた。
県ではこうした状況を踏まえ、持続可能な供給体制を築くべく・・(続きは本誌にて)

