株式会社防長経済新報社

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 2018/12/20・12/27 合併号

  • 地域経済

 景況感DI前月に比べ「好転」 県中小企業団体中央会

全体の景況感DI値は前月より「好転」10月期景況調査 県中小企業団体中央会

 

 山口県中小企業団体中央会(和田卓也会長)はこのほど、10月期の景況調査をまとめ公表した。それによると、10月の業種別景況の前月比DI値は14業種のうち、「好転」が食料品や一般機器、小売業、建設業など6業種、昨年同等が印刷、輸送機器、サービス業など5業種、「悪化」が繊維工業、卸売業、運輸業の3業種となり、全体の景況感DI値も9月に比べ「好転」した。
 業種別では一般機器が取引先の定修工事などで売り上げが増加した。またサービス業では花博効果で宿泊客が増加したとの報告がある一方で、運輸業では燃料価格の値上がりから厳しくなっているとの報告があった。
 県内の中小企業は、原材料や燃料などのコスト上昇が続き、多くの業種で人手不足が問題となっている。

 

 

 

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