県統計分析課は9 月1 日、2 0 2 0 年の鉱工業指数年報(2015年=100)を発表した。鉱工業指数は鉱業または製造業がどれくらいのモノを生産・出荷し、在庫を抱えているかを示すもので、比較的速報性が高く、その動きから足元の経済動向を判断できる。
生産指数は92.2で前年比13.8%減少した。新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の停滞の影響が大きく表れた。特に製造業の休業が相次いだ4 ~ 6 月期は生産指数が81.9まで落ち込んだ。以降、7 ~ 9 月期は91.3、10~12月期は96.8と徐々に持ち直した。