船舶向け製品(主配電盤・コンソール盤他)をメインとした各種産業用制御盤等の開発・製造・販売、電気サービス工事全般を手掛ける㈱中国電機サービス社(下関市長府扇町4番30-2号、花本浩二社長)は下関市長府扇町5-1に新本社工場が完成し、8月7日㈪に竣工式を執り行った。式典には同社からは花本浩二社長と中村尚美取締役総務部長、大晃ホールディングス㈱の木村代表取締役社長や新本社工場を施工した㈱野口工務店ら関係者一同が出席した。新本社工場は8月28日㈪から操業開始予定である。
完成した新本社工場は、敷地面積10,591㎡、延床面積4,120㎡、本社事務所は2階建ての鉄骨造りで、敷地内には同社で開発している電気自動車用の充電器を設置しており、身体障害者用スペースを含めて11台分の来場者駐車場を確保している。隣接する工場はユニットの平屋建てで、同工場はハイブリット蓄電池システムユニットの商品開発や製造及び現製品群の製造強化を目的に稼働する。現在長府扇町4番30-2号にある旧本社建物と長府扇町3番37号にある第2工場テクノセンターは引続き活用し生産性を高めていく。
同社の花本浩二社長は「従業員の皆さんに新しい働き方を提供することを目指し、それが実現できたと思っています。今後は楽しみながらものづくりをしていき、生産性の向上を図っていきたい」と話す。
同社は、1978年創業し、1980年に法人改組し今年で46期目を迎える。船舶向けの配電盤を中心とする様々な電気機器の製造を手がける専門メーカー。契約から納入まで一貫した品質管理を行い、モノづくりのエキスパート達を満足させる製品づくりを目指している。