下関市内で正しい税知識を身につけ、もっと積極的な経営をめざすことを目的に経営者の皆さんを支援する公益社団法人下関法人会(下関市中之町6番4号 大和交通株式会社ビル4 F)は6月16日㈮にシーモールパレスにて第12回定時総会を開催した。
定時総会に先立ち15時から市民開放型記念講演会が開かれ、講師には下関法人会オンラインセミナーに多数寄稿している同市でオーナー企業の経営者を対象にしたトータルなリーガルサービス“社長法務”を提供する島田直行弁護士(島田法律事務所、下関市観音崎町12番10号太陽生命下関ビル5階)が「労働事件からとらえる採用に強い会社・弱い会社の分岐点」と題し、自身の取り扱った労働事案を基に講演を行い、約100名の市民が参加した。
16時から開催された定時総会は6月16日現在2,157社中本人出席及び委任状出席1,090社が議決権を行使し議案に沿い議事を進行した。今回の定時総会で4期8年の間、下関法人会を牽引した古田賢造会長をはじめとした役員11名が退任し新理事に12名が就任した。退任するにあたり古田賢造会長は「法人会との出会いは青年部が発足した平成元年から約40年となります。青年部の会長をはじめ法人会の各委員長を歴任させていただき法人会を様々な角度から見させていただきました。法人会が時代の潮流の中大きな流れに沿い変わる事はありませんが皆さんの支えがあってこその法人会です。『くじけそうになった時、立ち上がる力は必ず出来るという信念を持つ』という言葉は時代が変わってもずっと続くのではないかと思います。今後法人会を続ける際に思い出していただければ」と退任の挨拶をした。
定時総会後に開かれた理事会において新会長に村上幸男氏(西中国信用金庫会長)、副会長に山本修司氏(㈱サン
スパック社長)、弘永裕紀氏(コーエー㈱代表取締役)、西本章氏(㈱ストリーミングラボ代表取締役)、石光孝英氏
(中国税理士会下関支部長)が選出されたほか、退任した古田賢造氏(㈱アクシス会長)は顧問へ就任した。