補修費の増加や設計・施工の自由度などから総合的に判断
宇部市の篠﨑圭二市長は7月27日の記者会見で、旧山口井筒屋宇部店の利活用について、「既存建物の改修」ではなく「解体して建て替え」の方向で検討する方針を明らかにした。
理由としては、(1)多額の改修費に加え、最低でも約6億円の補修費が必要となること、(2)補修方法は時間を要するだけでなく、補修費増加が懸念されること、(3)「解体して建て替え」でも事業費を抑制することが可能なこと、(4)「解体して建て替え」の方が設計・施工の自由度が高いことーーの4 点を挙げた。