令和２年１1月度山口県内倒産企業集計　㈱防長経済リサーチ本社

　㈱防長経済リサーチ本社が集計した「令和２ 年11月度に事実上倒産（負債総額１ 千万円以上）した企業」は５ 件・負債総額25億円で、10月度（ ３ 件・4,000万円）と比較すると件数は２ 件、負債総額は24億6,000万円の増加となった。前年同期（ ６ 件・３ 億5,500万円）との比較では件数は１件減少したが、負債総額は21億4,500万円の増加となった。
　11月度としては、ここ10年で件数は４ 番目に少なかったが（件数最高は平成23年の10件、最少は平成27年、30年の３ 件）、負債総額は最も多かった（最高は平成26年の16億8,000万円、最少は同25年の３ 億1,900万円）。
　原因別は売上不振が２ 件、採算割、放漫経営、連鎖焦付が各１ 件、地区別は岩国市が４ 件、萩市が１ 件であった。