6月の景況DI値は、一部で「好転」するも、引き続きリーマンショック発生時と同程度の水準で停滞
6月期景況調査 県中小企業団体中央会
山口県中小企業団体中央会(和田卓也会長)は、このほど6 月期の景況調査結果を発表した。6 月の景況DI値は、一部業種で「好転」したことから、全体では前月に比べ若干上昇したものの、引き続きリーマンショック発生時と同程度の水準で停滞している。新型コロナウイルス緊急事態宣言の解除による経済活動の再開により、徐々に回復の傾向はみられるものの、売上や収益の状況は未だ、感染拡大前には程遠く低迷しているとの報告が多い。
足元では、感染者が増加していることから、再び経済活動が停滞する懸念もあり、今後も厳しい状況が続くと予測しており、先行きを不安視している声が多い。