㈱防長経済リサーチ本社が集計した「令和2 年8 月度に事実上倒産(負債総額1 千万円以上)した企業」は5 件・負債総額1 億4,500万円で、7 月度( 3 件・4,500万円)と比較すると件数は2 件、負債総額は1 億円の増加となった。前年同期( 3 件・7,800万円)との比較では件数は2 件、負債総額は6,700万円の増加となった。
8 月度としては、ここ10年で件数は4 番目に少なく(件数最高は平成30年の9 件、最少は令和1 年の3 件)、負債総額は2 番目に少なかった(最高は平成30年の43億7,200万円、最少は令和1 年の7,800万円)。
原因別は売上不振が3 件、連鎖焦付・放漫経営が各1 件。地区別では下関市が2 件、防府市・光市・岩国市が各1 件であった。業種別では建設関連業が2 件、卸小売飲食業・製造業・サービス業が各1件。8 月度に第1 回不渡りを発生させた企業は0 件(前月1 件)であった。
※ 7 月度に解散及び清算結了登記(破産解散含)をした県内企業は26社( 6 月度42社)
※ 7 月度に新設法人登記申請は53社(活動実態は不詳、6 月度52社)