株式会社防長経済新報社

 2019年10月10日

  • 経済

 「笠戸島ハイツ」解体し新施設建設へ

解体の決まった「笠戸島ハイツ}
解体の決まった「笠戸島ハイツ}

 運営会社の撤退と老朽化による耐震補強の必要性

 今年の4月から休館している「笠戸島ハイツ」(下松市大字笠戸島)その方向性について検討してきたが、下松市は施設を解体し更地にすることを前提とし活用方針案を決定していくことで決着。現在2年間休館しているが、今後公募していくにも厳しくなるため、オープンまでの期間を延長する方向をしめしている。
 同施設は昭和50年「山口県勤労者福祉センター」として国が整備。施設の設計が建築家の黒川紀章氏ということで注目を集めた。平成15年から国から譲渡を受けた下松市の所有となり、同市はこれを経営してくれる業者を探していたがフードサービスで実績のある西洋フード・コンパスグループ㈱(東京都中央区、石田隆嗣社長)がこの運営を引き受け5年契約で貸与していた。その後3回に渡って契約を延長してきた。同28年度は10万人を超える来客数で、3億2,200万円の売上げをあげるが、同29年度は9万人、2億8,000万円と減少。前期はさらに落ち込んでおり、同社は平成31年の契約延長を断念、これを受けて市は市議会行政説明会において平成31年4月から2年間の休館を説明した。その後、基本構想策定に向けた調査業務を山口銀行の関連会社㈱YMFG ZONEプラニングに委託し今年7月に完了していた。

 

 

 

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