株式会社防長経済新報社

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 2019年7月25日

  • 経済

 創業51年で事業拡大 工場増設で萩市と協定調印 (株)宮本鐡工所

左から宮本直治社長、坂田和彦統括監、藤道萩市長
左から宮本直治社長、坂田和彦統括監、藤道萩市長

 建築物等の鉄骨製造、施工の(株)宮本鐡工所(萩市黒川、宮本直治社長)は、本社隣に黒川第2工場増設を決め、17日萩市役所で工場増設の協定調印式が行われた。
 式には、同社の宮本社長、宮本憲治専務、萩市から藤道健二市長、山口県から商工労働部企業立地統括監の坂田和彦氏など関係者が出席。協定書の調印後、藤道市長が「萩市では“産業生産セカンドステージ”と位置づけ企業誘致に取り組む中、萩市で50年に及び事業を展開し、地域経済貢献してきた宮本鐡工所さんの英断に感謝する。これから地域民間活力の振興の手助けをお願いします」とあいさつ。宮本社長は同社の50年間の歴史としてこれまでの取り組みを説明し「社内でこれから将来について検討した結果、事業拡大のため工場増設の必要と判断し踏み切りました。Mグレード認定工場としてさらに発展できると思います。萩市の協力に感謝します」と述べ、県の坂田統括監を中心に両者が固い握手をし、これからの発展を祈念した。工場増設は敷地面積7,937平方㍍に、1,169平方㍍の第2工場を建設する。すでに着工し今年の12月に完成し供用開始する。当初の従業員は5人で、総事業費は4億円。宮本社長はこの工場がフル稼働することにより売上高の10パーセントの伸びを期待している。

 

 

 

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