株式会社防長経済新報社

 2019年7月4日

  • 地域経済

 下松市の山下工業所 工場の増設 部品の増産要請受けて

調印後の記念撮影で(左から)                    国井市長と内畠次長、山下社長
調印後の記念撮影で(左から)                    国井市長と内畠次長、山下社長

 新幹線の先頭車両の顔部分の「打ち出し板金」で知られている山下工業所(下松市東海岸通り、山下竜登社長)は、市内にある同社所有地に工場を増設することを決め、6月27日下松市役所で県の立会いの下、同社と下松市による進出協定調印式を行った。式には同社の山下社長、国井益雄市長、内畠義裕県商工労働部次長が出席した。
 今回の工場の増設は、日立グループからの鉄道車両部品及び半導体製造装置向けの部品の増産要請に対応するために新工場を建設するもの。第1工場の増築は8 月に着工し操業は今年12月の予定。第2工場の増築は来年2月に着工し、操業は来年5月の予定。第3工場の増築は令和3年4月に着工し、操業は令和3年8月の予定。
 同社は、創業は昭和38年9月、同49年12月に株式会社に改組。資本金2,000万円。従業員数は45人。売上高は平成30年10月期で5億3,000万円。主要取引先は(株)日立製作所、日立交通テクノロジー(株)、(株)日立ハイテクノロジーズなど。事業内容は、鉄道車両の流線形の先頭構体(「顔」にあたる部分)と運転室関連の部品や半導体製造装置の板金部品を製造。また金属板をハンマーでたたいて三次元流線形をつくり出す「打ち出し板金」の職人技が伝承されている全国的にも珍しい会社である。

 

 

 

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