水門、除塵機などの鋼構造物の製作や据付工事を手掛ける(有)厚南鉄工(宇部市厚南中央5丁目、河本悟社長)は本社工場を新たに山陽小野田市の小野田・楠企業団地に移転・拡充することを決めた。これに伴い6月6日山陽小野田市役所で、同社と山陽小野田市による進出協定調印式が県立会のもと行われた。調印式には、河本社長、藤田剛二山陽小野田市長、県商工労働部の坂田和彦・企業立地統括監が出席。今回の進出は今年8件目の企業誘致となった。
同社は昭和44年4月設立、資本金700万円、従業員数6人。売上高は1億6,200万円(平成31年3月決算)。進出計画をみると、進出予定地は山陽小野田市高畑北畑77番15と77番90。同企業団地B-1区画。今回の進出で同団地は16.1㌶の分譲(分譲率72.1%)となり、未分譲は6.2㌶(6区画)。敷地面積は6,407平方㍍、建築面積は1,372平方㍍。事業内容は水門設備や除塵機、クレーン、各種タンク、産業機械全般の製作及び据え付け。
着工は令和1年6月、操業開始は同年11月の予定。設備投資額は約4億6,000万円。従業員数は当初6人、最終9人を予定。