10月の県内金融経済情勢
緩やかながらも順調に回復
日銀下関支店
日本銀行下関支店は1日、県内の10月金融経済情勢を発表した。それによると、県内景気は「緩やかながらも順調に回復している」とした。需要項目別をみると、公共投資は緩やかな減少傾向。輸出は前年を下回り、輸入は前年を上回った。個人消費は緩やかに持ち直している。個人消費関連の販売統計をみると、百貨店・スーパー販売額、コンビニエンスストア販売額、ドラッグストア販売額は前年を上回る。ホームセンター販売額は前年を下回った。耐久消費財では家電大型専門店販売額が前年を下回った一方、乗用車新車登録台数は前年を下回った。旅行は国内向け、海外向けともに改善している。住宅投資は横ばい圏内の動き。設備投資は製造業中心に増加。