新工場建設で下関市と協定
需要が見込まれる銅微粉の製造を
彦島製錬(株)
三井金属グループの彦島製錬(株)(下関市彦島西山町1-1-1西嶋章社長)は12日、同社敷地内に新工場を建設する事を決定。これに伴い県立会いのもと下関市と協定を結んだ。これにより下関市の企業誘致は22件目となった。
同社新工場は今年の秋に稼動を始めた新工場に続く設備投資で、現在広く普及しているスマートフォンほか各種電子機器に使用される積層セラミックコンデンサ向けの電子材料である銅微粉が生産される。様々なニーズに応えるため2種類の銅微粉を製造、従来、関西地区の工場中心に生産されており同所が2ヶ所目の製造拠点となる。