倒産件数は宇部・山陽小野田地区の3件 企業倒産は依然として小康状態を保つ
㈱防長経済リサーチ本社が集計した「令和1 年12月度に事実上倒産(負債総額1 千万円以上)した企業」は3 件・負債総額7 億5,000万円で、11月度( 6 件・3 億5,500万円)と比較すると件数は3 件減少したが、負債総額は3 億9,500万円の増加となった。前年同期( 5 件・6 億2,100万円)との比較では件数は2 件減少したが、負債総額は1 億2,900万円の増加となった。
12月度としては、ここ10年で件数は2 番目に少なく(件数最高は平成23年の9 件、最少は同28年の0 件)、負債総額は4 番目(負債総額最高は同22年の17億8,000万円、最少は同28年0 円)に多い。平成に入って以降の12月度の集計として2 番目に少ない件数であった。
原因別は売上不振が3 件。地区別では宇部・山陽小野田の3 件。倒産企業の内訳は法人が3 件(株式会社2 件、有限会社1 件)であった。業種別では卸小売・飲食が2 件、農林漁業が1 件。倒産の内訳は破産手続開始決定が3 件であった。12月度に不渡りを発生させた企業は0 件(前月0件)であった。
※11月度に解散及び清算結了登記(破産解散含)をした県内企業は24社(10月度30社)
※11月度に新設法人登記申請は58社(活動実態は不詳、10月度56社)