全地区で負債総額は増加
山陰地区を除く全地区で倒産件数は前年を上回る

　㈱防長経済リサーチ本社情報部が集計した「2023年（令和５年１月～同年12月）に１千万円以上の負債を抱え事実上倒産した山口県内の企業」は60件、負債総額は89億400万円だった。前年2022年（件数41件、負債総額38億2,500万円）との比較では、件数は19件の増加、負債総額は50億7,900万円の増加となった。
　過去10年間で比較すると件数は４番目に多く（件数最高は2014年の85件、件数最少は2022年の41件）、負債総額は５番目に多い（負債総額最高は2021年の135億6,200万円、負債総額最少は2022年の38億2,500万円）。
　業種別では建設関連業が最多の・・・