素材加工の内製化で収益力を向上
自動車防音・内装部品メーカーの㈱ヒロタニ(東広島市、廣谷清社長)はこのほど、山口テクノパークにある山口工場(山口市佐山)の増設を決定、6月27日山口市と事業所増設協定を締結した。
同社は2017年に山口市へ進出、山口工場ではマツダやダイハツ工業向けなどの自動車防音部品を製造しており、2023年5月期には売上高約27億円を計上した。今回の増設は素材加工の内製化が目的の一つで、素材からの生産体制を構築することで収益力向上を目指す。また、物流設備も強化し、九州にある自動車メーカー工場への販路拡大を図る考え。
増設される新工場は鉄骨造り平屋建て・・・