下関市内で青年の真摯な情熱を結集し、地域社会の問題や課題に対して積極的に取り組み、社会により良い変化をもたらすことを目的に組織された青年のための団体、一般社団法人下関青年会議所(下関市唐戸町6-1 カモンワーフ3F、第70代理事長:田尾繁太)は本年度、創立70周年を迎える。この節目を記念して6月3日㈯13時~下関市豊前田町3丁目にある海峡メッセ下関4階イベントホールにて安藤忠雄氏による講演会を開催。同日同会場内にて16時から記念式典を、18時半からは会場を海峡メッセ下関1階展示見本市会場に移して懇親会を行う。
この栄えある創立70周年記念事業で安藤忠雄氏を講師に選出した理由は、安藤氏の生き様や備え持っている熱量、建築家として常に挑戦し続ける行動力が、本年度の下関青年会議所のテーマに掲げた「超個体」に合致したことからによるもの。
記念事業は2部構成となっており、1部は安藤忠雄氏による講演会、2部は「REACTION 安藤忠雄氏×田尾繁太」と称し参加者に事前アンケートを取っておりそれを基に対談方式で進めていく模様。講演会は当初新型コロナウイルス感染症を想定し定員500名としていたが約1,500名の応募があり、感染症対策の緩和に伴い少しでも多くの方にご来場いただきたいと厳正なる抽選を行い定員より大幅増の1,100名を超えるお客様を招いて行う。
記念事業を開催するにあたり下関青年会議所の70周年記念式典実行委員会の山本晃平委員長は、「私たちは1953年の創立以来、各時代で常にこのまち下関市を変えたいという思いをもって活動して参りました。今、70周年という節目を迎え改めて思慮した時、このまちを変えられるのは今を生きている人にしか出来ない、そういった人たちに向けて 『常識を疑え』と強いメッセージを届けたい。また、私たちが誇れる社会に変えて次世代を担う子供たちにバトンを託して行きたい」と話す。