株式会社防長経済新報社

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 2020年11月12日

  • 経済

 小規模倒産中心で負債額は今年7月以来の少なさ 法的着手を含めると前月並みの水準となる 10月度山口県内倒産企業集計 ㈱防長経済リサーチ本社

 ㈱防長経済リサーチ本社が集計した「令和2 年10月度に事実上倒産(負債総額1 千万円以上)した企業」は3 件・負債総額4,000万円で、9 月度( 6 件・6 億5,500万円)と比較すると件数は3 件、負債総額は6 億1,500万円の減少となった。前年同期( 8 件・18億6,300万円)との比較では件数は5 件、負債総額は18億2,300万円の減少となった。
 10月度としては、ここ10年で件数は平成29年と同じで2番目に少なく(件数最高は平成26年の9 件、最少は平成27年の2 件)、負債総額は2 番目に少なかった(最高は平成30年の20億5,800万円、最少は同27年の2,000万円)。
 原因別は売上不振が3 件。地区別では下関市が1 件、防府市が1 件、周南市が1 件であった。業種別では建設関連業が1 件、卸小売・飲食業が1 件、サービス業が1 件。
 10月度に第1 回不渡りを発生させた企業は0 件(前月0件)であった。
※ 9 月度に解散及び清算結了登記(破産解散含)をした県内企業は29社( 8 月度25社)
※ 9 月度に新設法人登記申請は38社(活動実態は不詳、8 月度47社)

 

 

 

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