株式会社防長経済新報社

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 2020年7月9日

  • 経済

 令和2年分の路線価 山口県内の路線価は前年比上昇に転じる 広島国税局

 中国地方の令和2年分の路線価

 広島国税局は7 月1 日、相続税や贈与税の算定基準となる令和2 年分の中国地方の路線価( 1 月1 日時点)を発表した。管内50税務署別の最高路線価が上昇したのは16署(昨年13署)、横ばいは23署(同21署)、下落は11署(同16署)であった。
 最高路線価が最も高かったのは、広島東税務署管内の「広島市中区胡町 相生通り(南側)」。1 平方㍍当たりの路線価は329万円で、昨年と比較すると7.9%上昇し、平成26年分以降7 年連続の上昇となった。都道府県庁所在都市別の最高路線価の価格の順位は全国10位(昨年10位)。
 山口県の最高路線価は、下関税務署管内の「下関市竹崎町4 丁目 下関駅東口駅前広場」。1 平方㍍あたりの価額は21万円で、平成28年分以降5 年連続で横ばい。なお、山口県の最高路線価は平成4 年分から同10年分まで徳山税務署管内であった。下関市は、県庁所在地ではないため、都道府県庁所在都市別の価額の順位はないものの、県庁所在都市である山口市の最高路線価の1 平方㍍あたりの価額は14万5,000円で全国43位(昨年43位)。

 

 

 

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