山口県中小企業団体中央会(和田卓也会長)はこのほど、2 月期の景況調査結果を発表した。2 月の業種別景況の前月比DI値は、14業種のうち、「好転」が卸売業の1 業種、「前年同等」が繊維工業、輸送機器、商店街など7 業種、「悪化」が食料品、印刷、小売業、サービス業、運輸業など6 業種、全体の景況感DIも1 月より「悪化」している。
卸売業からは、商品の入庫の増加により売上が上がったとの報告もあるが、ほとんどの業種で、新型コロナウイルスの影響を受けており、売上の減少や収益の悪化がみられる。
県内の中小企業は、新型コロナウイルスの影響の拡大、長期化により、事業の先行きが見通せず、不安を抱えている。