回復しているものの、新型コロナウイルスの影響見られる
日本銀行下関支店は3 月2 日、2 月の県内金融経済情勢を発表した。県内景気は「基調として回復している」とした。この表現は昨年5 月以来、10カ月連続。しかし、足もとでは新型コロナウイルス感染症の影響がみられ始めているとした。具体的にみると、公共投資は、公共工事請負金額が前年を上回り、横ばい圏内。輸出入は輸出、輸入ともに前年を下回った。個人消費は、個人消費関連の販売統計をみると、百貨店・スーパー販売額、ホームセンター販売額が前年を下回り、コンビニエンスストア販売額とドラッグストア販売額は前年を上回った。耐久消費財では、家電大型専門店販売額が前年を上回った一方、乗用車新車登録台数は前年を下回った。