山口県立農業大学校(防府市牟礼、沖敏雄校長)では、学生を中心に農大ブランド商品の開発に取り組んで来たが、この度民間企業と連携し、同校初の日本酒のブランド化を行い、純米吟醸「六三一(ろくさんいち)」が完成、1 月31日、知事を表敬訪問しその完成した商品を披露した。
同商品は農大の農地で栽培した酒米「西都の雫」約1,000kgを萩酒米みがき協同組合(山田和男代表理事)により出荷し搗精(とうせい)。昨年の12月9 日から㈱はつもみぢ(周南市、原田康宏社長)のもとで醸造に入り約2 ヵ月かけて完成したもの。原田社長によると「精米56 %の純米吟醸酒で、すっきりした飲みやすい酒に仕上がった」と説明。