株式会社防長経済新報社

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 2025年3月27日

  • 地域経済

 サンティー、社名変更と共に 人材育成強化へ

開設した鉄筋職人育成センター
開設した鉄筋職人育成センター

 山口県下関市菊川町を拠点とし山口県内及び北九州市を商圏に鉄筋工事一式を営むデグチ工業㈱(代表取締役:手島健一)は、2025年4月1日㈫付で社名を「サンティー株式会社」へ変更した。
 同社は1960年創業以来「品質向上」に注力し、顧客に選ばれる企業を目指してきた。手島代表は平成24年3月に就任し、差別化と持続的な成長を推進してきた。
 同社の新社名「サンティー」は、3つのTに由来する。1つ目のTは同社の柱である社長(Teshima)・専務(Teshima)・管理部長(Tatsumi)の名字の頭文字。2つ目は「True(本物の)」「Technic( 技術)」「T e a m(集団)」を意味し、確かな技術を持つ集団として未来を築くという想いを込めたもの。3つ目は社員の心得である「お客様にThank!」「仲間にThank!」「家族にThank!」を表している。社名変更に伴い企業ロゴも刷新し、企業イメージ向上を図る狙い。
 同社の手島健一代表は『この度の社名変更は私たちの決意表明でもあります。創業以来大切にしてきた品質向上の基本は「安全施工」と考えます。特に建設業界で多い「墜落・転落事故」の撲滅を目指し、鉄筋職人育成センターを開設しました。現場と同様の足場を設け、墜落制止用器具の使用方法やブレス材の取り扱いを体験できる環境を整え、さらに品質向上のためにコンピュータールームを新設。最新のCADシステム「ディンキャド」を導入し、ベテラン社員から若手社員への指導を容易にし、ミスの削減と効率化を進める体制を進めてきました。また「人材は財産」と捉え、国籍を問わず多様な人財確保と成長を目指していきます。社名変更を契機とし、誠実で明るくプロフェッショナルな集団として顧客満足度ナンバーワン企業を目指していく』と話す。

 

 

 

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