株式会社防長経済新報社

Facebook

 2023年8月3日

  • 地域経済

 開放的な空間を実現した オフィスビルが竣工・・・(株)エストラスト

主催者挨拶する笹原会長
主催者挨拶する笹原会長

 下関市竹崎町のJR下関駅前に県内最大規模のオフィスビル「エストラスト下関センタービル」が完成、7月26日に竣工式が開催された。竣工式には下関市や下関市議会、下関商工会議所、金融機関の関係者等、約30名が出席しテープカットで完成を祝った。
 エストラスト下関センタービルは、2023年7月に建てられたビルで地上9階(延べ床面積は約7,323㎡)の新耐震構造。 1階が飲食店、 2階から9階がオフィスで8月から入居が始まる。現在、貸室面積の約6割が埋まっており、残りのスペースもコールセンター事業者などと交渉中で市内企業の再編ではなく、県外からの誘致を進めている。
 敷地は家電量販店のエディオン下関店(2020年6月閉店)跡地で同社は4ブロックに分けて整備を進めており、昨年にタワーパーキングが完成、分譲マンション「オーヴィジョン下関ザ・プライム」を建設しており、下関駅周辺の活性化が見込まれる。
 天井高が270㌢㍍とあり、開放的なオフィス空間を実現しているのが特徴で、1フロアも広く様々なレイアウトに対応できる。機械警備もありセキュリティは万全で24時間入室可能。また、設備はOAフロア、個別空調、エレベータ2基を完備している。
 エストラストの笹原友也会長は「下関駅前を活性化したいとの思いで再開発事業に取り組んでいます。雇用の創出や産業の振興につなげるとともに県外からの誘致を目指したい」と話す。

完成した下関センタービル
完成した下関センタービル

 

 

 

ページトップ