業況判断DIは『5』と前回3月調査を若干上回る
「石油・石炭製品」や「はん用・生産用・業務用機械」などが良化
日本銀行下関支店は7月3日、2023年6月の山口県企業短期経済観測調査結果(短観)を発表した。最近の景況感を示す業況判断DI(業況が「良い」と回答した企業の割合から「悪い」と回答した企業の割合を引いた数値)は『 5 』と前回2023年3月調査から1ポイント上昇した。非製造業が若干前回調査を下回ったものの、前回マイナスだった製造業がプラスに転じたことが寄与。原材料価格の高騰や電気料金の値上げなどコストの上昇をある程度価格に転嫁できつつあることが背景にあるとみられる。
なかでも・・・