株式会社防長経済新報社

 2021年12月2日

  • 経済

 下関市夜間急病診療所が完成!

夜間急病診療所の外観
夜間急病診療所の外観

 地場で総合建設業を営む㈱寿工務店(下関市大坪本町25-25、乙部浩正社長)は、老朽化が進んでいた下関市大学町の市夜間急病診療所の建て替え工事を終えた。老朽化が進んでいた市夜間急病診療所は鉄筋コンクリート造り2階建てだったが、今回新しく建て替えられた新診療所は木造平屋で床面積282㎡の造り。内科・小児科の診療室が各々1室、レントゲン室や処置室のほか、昨今強い社会的要請のあった新型コロナウイルスなどに感染した疑いのある患者の専用治療室が4室 。一般患者と発熱外来者用で別々の出入口を設けており、一般患者は正面出入口へ、発熱外来は専用のガレージから診療室に入る仕組みとなっている。
 市夜間急病診療所は夜間における突破的な病気等に対し、一時的な痛みの軽減や解熱効果をあげるための応急処置を目的とした初期救急医療機関として1977年に開設されたもので、市が市医師会に業務を委託し運営されていた。新診療所も引き続き、市医師会が指定管理者となり運営される。診察時間は年間を通して 午後7時~11時に内科・小児科の診察を実施し、コロナ対応のため設置された発熱外来は日曜・祝日を除く月曜~土曜の午後2 ~5時に診察するが、事前に来所前の電話で症状を伝える必要がある。建て替えの事業費は約 2 億円で、国の地方創生臨時交付金と市内の企業からの寄付金が充てられたもの。旧診療所のあった場所は、解体され駐車場となる。
 同社の乙部浩正社長は「夜間診療所の建て替えは多くの市民の方々が永年望まれた案件でした。折りしもコロナ禍の真っただ中、一日も早い完成が望まれているという厳しい状況での工事でしたが無事竣工を迎えほっとしております。感染症に対応した発熱外来という事例が日本ではまだまだ少ないため施工中も医師会と何度も協議をさせて頂き今の形に落ち着きました。内装は白を基調に木をあしらい落ち着きあるデザインとなっております」と語る。

 

 

 

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