門司税関管内署所(下関税関支署、徳山税関支署、岩国税関支署)が発表した9 月の県内主要港の貿易概況は、三田尻中関港を除き前年同月実績を上回り、回復傾向を持続した。
下関港は、輸出が前年同月比70.4%増の697億円、輸入が同31.4%増の221億円となった。輸出は4 ヵ月連続、輸入は8 ヵ月連続でプラス。
輸出は一般機械が半導体等製造装置などを中心に増加、非鉄金属も銅及び同合金などの取り扱いが伸びた。輸入は一般機械において事務用機器などの取引が拡大した。国別では半導体等製造装置の取り扱いが多い韓国や中国との取引き増加が目立つ。