山口県内の3 信用金庫(西中国、萩山口、東山口)はこのほど、県内の中小企業を対象として今年3 月初旬に実施した「第61回しんきん景況レポート」(令和2 年1 – 3 月期)結果を発表した。調査対象は204社。
それによると、県内の中小企業の令和2 年1 – 3 月期(今期)の業況判断DIは、10 -12月期(前期)のマイナス17.2から9.3ポイント悪化し、マイナス26.5となった。企業経営者からみた県内景気は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により観光客の大幅な減少、また外出の自粛要請などにより、サービス業を中心に多くの業種で悪化した。令和2 年4 – 6月期(来期)は感染拡大の長期化を懸念してマイナス39.1と大幅に悪化する見込みとなっている。