中国電力㈱(広島市、清水希茂社長)は4 月28日、2020年3 月期の連結決算を発表した。売上高に相当する営業収益は、電力小売全面自由化に伴う競争進展で販売電力量の減少により電気料金収入が減少したころから1 兆3,473億円と前年度に比べ2.2 %減、296億円の減収となった。営業費用は販売電力量の減少や燃料価格の低下、原料費の減少に加え、経営全般にわたる効率化に努め1 兆2,991億円と同582億円の減少。営業利益は481億円となり、同286億の増益となった。支払利息などの営業外損益を加えた経常利益は398億円で同214 %増の271億円の増益。