ソフトウェアの受託開発やeラーニングの企画開発を手掛ける㈲デジタル・マイスター(山口市小郡大江町6-33日企ビルヂィング2 F、藤川昌浩社長)は、産官学連携による医療・健康分野の研究に伴う製品開発を行っており、平成25年から山口県産業技術センターと共同で「ストレスレベル評価システム」を開発している。
現在、山口大学が研究を進める「骨髄細胞を用いた肝臓再生療法」の開発に関わる企業連携に参画しており、研究現場で作業に携わるスタッフ等のストレス評価を行う新型装置の開発に取り組んでいる。
これは、やまぐち産業戦略研究開発等の補助金事業で開発テーマは「肝臓再生療法の開発・実用化及びロボット細胞培養システム等の高機能化」。山口大学および機器製作会社など県内外の企業4 社で構成され、同社は「細胞培養作業のストレス評価」のシステム開発を受け持つ。再生医療(細胞培養)用途の専用アイソレーターを製作する澁谷工業㈱(石川県金沢市)が新型装置を導入するのに伴い、作業にあたる研究員のストレスがどの程度軽減化されたかをストレス評価装置で比較検討する役割を担う。