山口労働局(村井完也局長)は11月29日、10月の県内の雇用情勢をまとめ発表した。有効求人倍率は前月と同じ1.62倍で引き続き高水準となっている。県内雇用情勢の基調判断は「着実に改善が進む中、求人が求職を大幅に上回って推移している」とし、平成30年12月から11カ月連続で同じ表現となった。
有効求人倍率の状況をみると、有効求人数は前月比1.7 %減少したことから30,519人となり、有効求職者数は同1.2 %減少したことから18,883人となり、前月と同水準の1.62倍となった。新規求人倍率の状況をみると、新規求人数は前月比0.8 %減少し、11,039人となり、新規求職者数は同3.2 %減少したことから4,601人となり、新規求人倍率は前月を0.06ポイント上回り、2.40倍となった。