株式会社防長経済新報社

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 2019年8月29日

  • 経済

 立地条件の良さをアピール11区画を防府第二テクノタウン完成し分譲開始

防府市浜方の防府第2テクノタウン分譲地
防府市浜方の防府第2テクノタウン分譲地

 山口県は地震が少なく気候も温暖、水資源にも優れ、さらに陸上、海上の輸送など交通の便にも適し、その立地条件の良さを全国にアピール。近年県内への企業誘致が増加している。県内の工業地帯のひとつ防府市でも大和ハウス工業(株)が事業主で防府第一テクノタウンに加え、防府第二テクノタウンの造成工事を行ってきたがこの度ほぼ完成し分譲開始した。

 

 防府第二テクノタウンは、中関カントリークラブの敷地19万9,146平方㍍(防府市浜方)を大手ハウスメーカーの大和ハウス工業(株)が買取り開発したもので、11区画の分譲となっている。分譲面積は①12,001平方㍍②17,617平方③33,839平方㍍④16,013平方㍍⑤9,377平方㍍⑥9,286平方㍍⑦19,580平方㍍⑧10,754平方㍍⑨10,662平方㍍⑩33,432平方㍍⑪16,356平方㍍となっており、すでに第1期の3区画の分譲を開始している。防府市によると、現状三田尻湾を中心とした工業地帯しか企業誘致をする土地が少なく、第一、第二テクノタウン共に跡地を大和ハウス工業が買収したもので、防府市は企業誘致を円滑に進めるために、協力協定を締結している。今のところ問い合わせがあるも決定しておらず、市は「マツダ(株)防府工場、(株)ブリヂストン防府工場、協和発酵バイオ(株)など製造会社がつらなる工業地帯をさらに活性化するため、これに関連した製造会社及び物流関連会社などの誘致を進めていきます。特に三田尻中関港の海上輸送が最大の魅力で気候に適し交通の便など立地条件の優れたテクノタウンへの誘致を全国にアピールしています」という。

 

 

 

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